【オリエンタルコンサルタンツグローバル】ネパール国緊急住宅復興事業完了式典をWeb開催 | 建設通信新聞Digital

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【オリエンタルコンサルタンツグローバル】ネパール国緊急住宅復興事業完了式典をWeb開催

 オリエンタルコンサルタンツグローバルが実施した「ネパール国緊急住宅復興事業」の完了式典が2020年12月25日にオンライン開催され、同国のスシル・ギャワリ復興庁長官から日本大使館、JICA(国際協力機構)ネパール事務所とともに同社に対して感謝状が授与された。

オリエンタルコンサルタンツグローバルチームリーダーの宮野智希さん(左から3人目)による事業成果報告


 同事業は、15年4月に発生したネパール地震で大きな被害を受けた震源地近傍のゴルカ郡とシンドバルチョーク郡で耐震基準を満たす住宅の再建を支援するもので、「Build Back Better(より良い復興)」のコンセプトに基づき、耐震基準の策定支援や住民と石工に対する住宅再建のためのトレーニング実施、「コミュニティ動員プログラム」を通じた復興での共助の促進などを行った。

 20年11月時点で、合計9万5000人の被災者に技術支援を実施。耐震基準を満たした住宅を再建した3万4000人の被災者には、円借款を資金として住宅補助金が支払われた。

 同社は15年の地震発生直後から現地に入り、被害状況の調査、復旧・復興計画の策定、住宅・病院・学校の再建を支援してきた。

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