【1月27日から発売】会議室内の全員を映す 360度全天周レンズ搭載ウェブ会議用カメラが登場 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【1月27日から発売】会議室内の全員を映す 360度全天周レンズ搭載ウェブ会議用カメラが登場

 日本アジアグループ傘下のザクティ(大阪市、渡邉和伸社長)は、ウィズコロナ時代の働き方に適したウェブ会議用カメラ(CX-MT100)を開発した。360度全天周レンズを搭載し、テレワーク勤務やウェブ会議での円滑なコミュニケーションを支援する。27日からザクティエンジニアリングサービス(大阪市、堂村龍明社長)が発売を始める。

360度撮影が可能


 このカメラは、1台で設定個所から360度全天周の撮影が可能で、会議室内の参加者全員の映像を1度に映し出すことができる。カメラの置き方を変えるだけで映像が「上下パノラマモード」もしくは「超広角モード」に自動で切り替わるため、簡単に状況に適したモードで利用することができるのも特長だ。カメラ本体に搭載されている高感度マイクで室内の会話をクリアに収音でき、発言者の確認も容易にできる。

 例えば、4-8人程度の小規模会議室で使用する場合は、部屋の中央テーブルにカメラを平置きすることで室内の参加者全員を「上下パノラマモード」で撮影し、参加者の顔を大きく映し出すことができる。10-15人程度の中規模の場合は、専用台座にカメラを縦置きに立てて使用することで「超広角モード」に自動で切り替わり、室内を広く撮影できる。取り付けも簡単で、付属のUSBケーブルを使ってカメラをパソコンに接続するだけで電源供給と映像出力を行い、接続したデバイスを通じたテレビ会議が可能となる。

多人数参加に適応し全員参加のウェブ会議を実現


 コロナ禍が長期化し、ウェブ会議の重要性が一段と高まる中で、従来のパソコン内蔵カメラでは、撮影できる範囲に限界があり、室内の一部の参加者しか映すことができないという課題があるだけに、有用なツールとして注目される。カメラの本体価格は4万9800円(税別)。

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