【コロナ禍の入室管理に】マスク有無も検知 ザクティがタブレット専用サーマルカメラ開発 | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

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【コロナ禍の入室管理に】マスク有無も検知 ザクティがタブレット専用サーマルカメラ開発

 日本アジアグループ傘下のザクティ(大阪市、渡邉和伸社長)は、Amazon fire7タブレット専用サーマルカメラ(MX-TH100)を開発した。非接触で体表面温度を測定し、発熱の疑いがある人をすばやく検出できる。専用アプリからスマートフォンに通知する機能もあり、リモートでも高リスク者を把握することができるため、新型コロナウイルス対策として施設の入室管理に利用可能だ。24日にザクティエンジニアリングサービス(同、堂村龍明社長)から発売する。

卓上スタンド設置イメージ


 このカメラは、タブレット端末に取り付けるシンプルなタイプで、遠赤外線エリアセンサーを搭載し、非接触で体表面温度を測定するほか、マスク着用の有無も認識するため、マスク未着用者の入室抑制にも活用できる。

 国内開発・生産によりセキュリティー面でも安心して使えるとし、飲食店やスーパーマーケット、オフィスなど施設入口での入室管理に活用を呼び掛けていく。オープン価格。



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