【ジブリパークと調和図る】愛・地球博記念公園 公園北エントランスや園路などを再整備へ | 建設通信新聞Digital

5月21日 火曜日

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【ジブリパークと調和図る】愛・地球博記念公園 公園北エントランスや園路などを再整備へ

 愛知県は、2021年度に取り組む愛・地球博記念公園の施設整備・改修の概要をまとめた。同公園内(長久手市)に建設中のジブリパークの22年秋開業に向けて、公園北エントランスの再整備や園路の改修、駐車場整備などを進める。周辺道路の渋滞対策も講じる。

北エントランスの整備イメージ(北から南を望む)


 北エントランスは、ジブリパークの意匠と調和を図りながらリニューアルする。休憩所、飲食・物販などの機能を備えた総合案内センター(仮称)を設置するほか、北駐車場の入り口を移設する。短期間での工事となるため、ECI(施工予定技術者事前協議)方式を採用する。優先交渉権者は鹿島グループ(代表企業=鹿島、構成企業=中部土木、岩間造園)に選定済み。既設撤去などの先行工事は1月22日に同グループと契約した。

 ECIによる北エントランス再整備以外の工事は、従来方式で契約する予定。21年度はジブリパークの各エリアをつなぐ園路を改修するほか、来園者の増加に対応するため、公園北側に約400台、東側に約550台の駐車場を新設する。ジブリパークの新施設に必要なライフライン(電気、水道、ガスなど)も整備・改修する。

 このほか、公園周辺の県道力石名古屋線や県道田籾名古屋線の交差点における渋滞を緩和するため、車線の追加工事、右左折車線の延伸工事などを進める。



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