【オープンまでおよそ2年】"ジブリパーク核にまちづくり" 協議会が第2回会合で進捗状況確認 | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【オープンまでおよそ2年】”ジブリパーク核にまちづくり” 協議会が第2回会合で進捗状況確認

 愛知県と名古屋市、瀬戸市、豊田市、日進市、長久手市、愛知環状鉄道、愛知高速交通で構成するジブリパーク構想地域連携協議会(会長・大村秀章知事)は29日、名古屋市の県庁本庁舎で第2回会合を開いた。長久手市の愛・地球博記念公園内に2022年秋に開業する「ジブリパーク」を核としたまちづくり構想を進めるため、各自治体と鉄道事業者が、これまでの取り組みなどを確認した。

 県は、名古屋市営地下鉄東山線と愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)が連絡する藤が丘駅、リニモと愛知環状鉄道が連絡する八草駅を、ジブリパークの最寄り駅、リニモの愛・地球博記念公園駅への玄関口に位置付け、沿線地域を含むエリアを対象に新たなまちづくりを検討している。

 あいさつで大村会長は「ジブリパークのオープンまで、あと2年足らず。夢のあるプロジェクトの効果を地域全体に波及させたい」と述べた。次いで、ジブリパーク整備の進捗状況を報告。2021年度の予算額は121億円で、先行開業する▽青春の丘▽ジブリの大倉庫▽どんどこ森――の3エリアの建築・造園工事は22年2月までに完了すると説明した。

 会合では、瀬戸市が同パークへの来訪者を受け入れるため、市内に「(仮称)ホテルルートイン尾張瀬戸駅前」を誘致した事例を紹介した。また日進市は、周遊観光の拠点機能を担う「道の駅(仮称)にっしん」の整備を進めていることなどを報告した。



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