【暑さストレスレベルを計測】東芝インフラシステムズがリストバンド型センサーを製品化 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【暑さストレスレベルを計測】東芝インフラシステムズがリストバンド型センサーを製品化

 東芝インフラシステムズは、過酷な現場環境で働く人の「暑さストレスレベル」を計測するリストバンド型センサー「MULiSiTEN MS100」を製品化した。1日から営業活動を始めた。

 「MULiSiTEN MS100」は、温度、湿度、脈拍数、加速度、角速度などを計測するリストバンド型のセンサーで、過酷な作業現場での使用を想定して防じん・防水仕様に加え、耐衝撃ラバーフレーム構造を採用している。

 東芝が開発したアルゴリズムを使って、温湿度といった環境要因に加え、身長、体重、脈拍数、生活習慣などの個別情報を演算し、独自指標の「暑さストレスレベル」を4段階で表示する。一定のレベルを超えた場合は振動などで装着者に通知する。

 計測データはブルートゥースとUSBケーブル経由でパソコンやクラウドに転送し、作業分析、効率化、現場の安全管理に活用できる。
 重さは約50グラムで、連続駆動時間は約36時間。



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