【タイで人工タンパク質素材 量産工場が竣工】東芝プラントシステム | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【タイで人工タンパク質素材 量産工場が竣工】東芝プラントシステム

 東芝プラントシステムと、同社のタイ現地法人トスプラントエンジニアリング タイ社は、プラスチックなどの代替として開発された人工の構造タンパク質素材「Brewed Protein (ブリュード・プロテイン)」を量産する世界初の工場をタイで竣工した。



 同工場は、タイのラヨン県イースタンシーボード工業団地内で、2019年7月から建設を進めていた。新世代バイオ素材を開発するSpiber社(山形県鶴岡市)が開発するブリュード・プロテイン繊維の原料であるブリュード・プロテイン原末(加工前の有効成分)を、微生物発酵により生産する。
 東芝プラントシステムのグループは、同工場の建設プロジェクトで、EPCC(エンジニアリング・調達・建設・試運転)を担当した。プロジェクトに際して、製造プラント向けIoT(モノのインターネット)システムを、Spiber社のタイ法人と共同開発した。





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