【BIM/CIMデータ第3弾】地質・土質モデルなど公開 関東整備局 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【BIM/CIMデータ第3弾】地質・土質モデルなど公開 関東整備局

統合モデルファイルイメージ


 関東地方整備局荒川調節池工事事務所は、第3弾となるBIM/CIMデータとして「地質・土質モデル」「統合モデル」を公開した。5月31日に第1弾の「地形モデル」、6月29日に第2弾の「線形・土工モデル」「構造物モデル」を公開した。今後は適宜データを更新する。全てのBIM/CIMデータは、事務所内に設置した「建設DX推進室」で閲覧・操作ができる。

 i-Constructionモデル事務所として、地方公共団体や建設企業、建設関連企業などの3次元データ利活用を先導する。データをオープン化し、施工計画の立案などを始めとした新たな民間発想の掘り起こしを狙う。

 荒川第二・三調節池整備は、全体事業費に約1670億円を見込む大規模河川工事となる。洪水調節容量は第二が約3800万m3(面積は約460ha)、第三が約1300万m3(同約300ha)。事業実施区域は埼玉県のさいたま市、川越市、上尾市の荒川左岸。


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