【視線・脳波に木質化の影響測定】カフェ実店舗で実験 ジオクリエイツら | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【視線・脳波に木質化の影響測定】カフェ実店舗で実験 ジオクリエイツら

林野庁の補助事業で来年2月まで実施


 ジオクリエイツ(東京都港区、本田司代表取締役)、エスウッド(岐阜県各務原市、長田剛和代表取締役)、森林総合研究所は、東京都内にあるカフェチェーンの実店舗で、内装木質化が視線や脳波に与える影響を測定する実験を始める。店舗内装を木質化した効果の測定、内装木質化の設計・運用に活用できるAI(人工知能)開発のための評価指標策定が狙い。

 実験では、カフェにエスウッドが開発した内装・什器用の木質仕上材「国産材ストランドボード」を設置する。ジオクリエイツがVR(仮想現実)を活用し、被験者の視線や脳波を計測する。その結果から、内装木質化による効果を同社と森林総合研究所が共同で分析する。実験は林野庁の補助事業「令和3年度 内装木質化等の効果実証事業」の採択を受け、2022年2月28日まで実施する予定。


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