コンコース空間整備イメージ 札幌市は、地下鉄南北線さっぽろ駅コンコース内にある南北2カ所の改札口間338㎡の改修に合わせ整備する「アイヌ文化発信空間整備」の基本設計をまとめた。コンセプトは「ステーションミュージアム(仮称)カムイの森」。アイヌ文化発信のサテライト拠点とする。 北側に配置する映像・展示ゾーンでは、55インチの大型ディスプレーでアイヌ文様のムービング演出やアニメーション、イベント案内などを放映する。 天井にはアイヌ文様をあしらい、空間を囲む柱には動物が描かれるなどアイヌの世界観を表現する。基本設計は北海道日建設計が担当した。 2017年度に実施設計を行い、19年3月のオープンを予定している。 建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら