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4月27日 土曜日

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【クラファンで富岡製糸場の煙突保存】富岡市 目標金額8000万円

 群馬県富岡市は、世界遺産・富岡製糸場のシンボルである煙突の保存修理に向けて、クラウドファンディングによる工事費用の調達を始めた。目標金額は8000万円。「Save the Stack」をスローガンに、3月18日まで協力を呼び掛けている。
 コロナ禍の影響で富岡製糸場の見学料収入が激減する中、4代目となる煙突は築80年以上が経過し、老朽化が顕在化している。同市は保存修理の費用を捻出するため、クラウドファンディングを活用することにした。ふるさと納税の対象となっている。
 寄付者には、構内の国宝「西置繭所」の保存整備事業に合わせて製作した書籍『富岡製糸場-継承される革新の歴史』を贈呈する。10万円を超えると、設置予定の銘板に寄付者名を掲示する(希望制)。
 問い合わせは、世界遺産観光部富岡製糸場課保存修理係・電話0274-64-0005。



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