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4月24日 水曜日

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【福島県の国道114号・関場トンネルが貫通】 式典を動画サイトで公開! 寿建設・小野工業所JV

 寿建設・小野工業所JVが福島県川俣町内で施工する県発注の国道114号山木屋1工区関場トンネルが2日、待望の貫通を迎えた。寿建設は、より多くの町民・県民に貫通の瞬間を見てもらおうと、福島学院大学ビジネス情報学科の学生の協力を得て貫通式典を撮影。動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している(※動画視聴はこちらをクリック)

 浪江町と福島市を結ぶ国道114号は、福島第一原子力発電所の事故に伴う避難指示区域などと主要都市を結ぶ「ふくしま復興再生道路」の一つとして整備を進めている。

 このうち、道幅が狭く、急カーブ・急勾配が連続している川俣町内の小綱木地区から山木屋地区までの約14㎞では、拡幅やトンネル、橋などによる改良工事を集中的に実施している。主要構造物の関場トンネルは長さ243m、幅6m(9.75)m。21年8月に着工し、安全第一で掘削作業を進めてきた。

 発注者の県県北建設事務所は、施工者の同JVの協力を得て、トンネル貫通石を町内の全中学生に“難関突破の証”として贈る。現場従事者や地域住民が思いを込めたビデオレターとともに、町の将来を担う中学生にエールを送ることで、地域の発展を支える土木施設への愛着、地域の守り手としての地元建設企業への理解を深めてもらう。

 貫通石の一般配布も行う。先着200人で、同事務所ホームページ内にある関場トンネルクロスワードパズルの回答者が対象となる。18日まで企画調査課・電話024-521-2513などで受け付けている。




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