静岡県教育委員会は、「新県立中央図書館整備事業設計業務委託」の公募型プロポーザルを実施した結果、シーラカンスアンドアソシエイツ(C+A)・アイダアトリエ・日建設計JVを特定した。7億1929万円(税別、以下同)を上限に3月下旬の契約を予定する。

提案イメージ

　履行期間は2023年9月20日まで。応募21者のうち1次審査を通過した6者を対象に、2月19日に2次審査(公開プレゼンテーション)を実施した。次点は妹島和世建築設計事務所だった。

　JR東静岡駅前に整備する新県立中央図書館の基本・実施設計を委託する。規模は総延べ約1万9600㎡。収蔵能力は200万冊で、開架図書は日本一の規模となる80万冊。概算工事費上限額は161億4900万円。場所は静岡市駿河区東静岡2地内の敷地2.43ha。

　工事は23年度に総合評価一般競争入札で公告する予定。同年度末に着工し、26年度の完成を目指す。


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