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【土木広報大賞2021】楽しむ活動を評価

 土木学会(谷口博昭会長)は28日、都内で「土木広報大賞2021」の表彰式を開き、最優秀賞に輝いた四国防災八十八話普及・啓発研究会の「防災の教訓伝承 先人の知恵や工夫に学ぶ『四国防災八十八話マップ』」などを顕彰した。
 同大賞は、優れた土木に関する広報活動や作品を対象とする。3回目となる今回は、106件の応募の中から最優秀賞1件、優秀部門賞6件、準優秀部門賞11件、特別賞3件の計21件を選出した。
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 式典の冒頭にあいさつした、JR東日本常務執行役員の今井政人土木学会理事は各団体のコロナ禍の活動に敬意を表しつつ、「優秀かつおもしろいものが多かった」との考えを示した。
 その後、選考委員長を務めた田中里沙事業構想大学院大学長が講評。いずれの受賞者も「正確に伝えるという広報の基本を押さえた上で、対象者を楽しませるアイデア、困難な条件下でもやり遂げる実行力が秀逸だった。ただ、何よりも(受賞者)自身が大いに楽しみながら取り組んでいることに魅了された」と明かした。
 各賞の表彰に続き、受賞者によるプレゼンテーションを実施。最後に土木学会の土木広報大使である「元気丸」が漫才を披露した。

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