【監修・隈研吾】日本の文化広報施設『ジャパン・ハウス』がブラジル・サンパウロで開業 施工はブラジル戸田建設 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【監修・隈研吾】日本の文化広報施設『ジャパン・ハウス』がブラジル・サンパウロで開業 施工はブラジル戸田建設

 戸田建設のグループ会社、ブラジル戸田建設(奥地正敏社長)が施工した日本政府の文化広報施設『ジャパン・ハウス』の1号館が、ブラジル・サンパウロ市で開業した。日本の文化や地方の魅力などを発信し海外に日本ファンを増やすことが狙いの施設で、英国のロンドンと米国のロサンゼルスでも開業に向けた計画が進む。

隈研吾氏(右から4人目)と戸田建設今井社長(右から5人目)

 一般公開に先立って4月30日に開かれた開館式にはブラジルのデメル大統領や麻生太郎副総理、戸田建設の今井雅則社長、デザインを監修した建築家の隈研吾氏らが出席した=写真。
 パウリスタ大通りの一等地に開館した『ジャパン・ハウス』は3階建てで、和紙やひのきを取り入れたデザインで日本らしさを追求した。内部には芸術作品の企画展やセミナーを開催できる多目的ホールのほか、日本食を提供するレストランやカフェに、工芸品などを販売する店舗などを併設する。
 ブラジル戸田建設は1972年にサンパウロで設立し、ブラジルに進出する日本企業の生産拠点やブラジル企業、多国籍企業の工場、オフィスなどを手掛ける。ことしで45周年を迎え、現在までの施工総延べ床面積は400万㎡を超える。

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