戸田建設は、自社事業を対象とする国内初のグリーンボンド発行が、日本のグリーンボンド市場の拡大に早い段階で貢献したものとして「第1回ジャパン・グリーンボンド・アワード（ジャパン・グリーンパイオニア部門）環境大臣賞」を受賞したと発表した。

　同表彰は、地球環境戦略研究機関（IGES）を事務局として、学識経験者と環境金融関連の有識者でつくる「ジャパン・グリーンボンド・アワード選定委員会」が選考し、環境大臣が表彰する。1日に東京都千代田区の東京国際フォーラムで表彰式が開かれた。
　グリーンボンドは、地球温暖化を始めとした環境問題の解決に役立つ事業に必要な資金を調達するために発行される債権。同社が発行した債権は、長崎県五島列島の浮体式洋上風力発電事業を対象としている。
　同社は今後も、再生可能エネルギー事業を含む環境課題の解決に向けた一層の推進を図り、企業活動を通じて社会の発展に貢献する企業として、持続的成長に努めていく方針だ。

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