【設計は隈研吾事務所】愛知県東海市の文化センター跡地新施設/完成目標は25年2月 | 建設通信新聞Digital

4月24日 水曜日

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【設計は隈研吾事務所】愛知県東海市の文化センター跡地新施設/完成目標は25年2月

愛知県東海市は、文化センター(横須賀町狐塚)の解体跡地に新設する「(仮称)創造活動・歴史文化交流施設」の基本・実施設計業務を、随意契約で隈研吾建築都市設計事務所に委託した。履行期間は2023年11月末まで。新施設の規模は2階建て延べ約2500㎡。木材を活用するなど、環境に配慮して整備を進める。25年春ごろの供用を目指す。

完成イメージ(提供:東海市)                                  ※転用厳禁

文化センターは1980年10月に開館した。規模はRC造地下1階地上3階建て延べ3685㎡。老朽化しているため大規模改修を検討したが、中央公民館としての役割に区切りをつけ、12月末に用途廃止し解体する。

跡地3394㎡には「横須賀文化の発信拠点」「映像(映画)を中心とした創造活動の場」「多世代交流の場」をコンセプトに、新たなまちづくり拠点を整備する。基本計画策定業務も同事務所が担当した。

23年1月に既設の解体設計・工事に着手。24年1月に新施設を着工し、25年2月に完成する予定。本体工事にECI(施工予定技術者事前協議)方式、解体工事にDB(設計施工一括発注)方式を採用する方針。


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