【ビルの価値向上へ協創】安田不ら4社 | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

公式ブログ

【ビルの価値向上へ協創】安田不ら4社

 安田不動産、安田開発、日立製作所、日立ビルシステムの4社は、デジタル技術を駆使してオフィスビルの価値とビル周辺エリアの魅力を向上するための協創を始めることで合意した。
 その初弾は、安田不動産が運営する東京都千代田区の複合施設で、日立ビルシステムが本社を置く「ワテラス」、安田開発が運営する飲食店「Terrace 8890」で実施する。スマートフォンアプリで事前にテイクアウト商品をオンラインで注文・決済し、店舗で受け取る実証実験を23日から始める。
 この実験には、日立のビル分野におけるLumadaの就業者向けソリューション「BuilPass(ビルパス)」を使用。専用のスマホアプリから、オフィスに関する配信情報の閲覧や出社時の座席予約などが可能だ。

実証実験を行う飲食店(左)とスマホ アプリの画面イメージ

 今回、BuilPassにオンラインで商取引できる機能を追加し社員が利用する。事前のキャッシュレス決済で利便性を高め、商品提供までのステータスをアプリ内に表示して待ち時間のないスムーズな取り引きを可能にする。
 今後はBuilPassにデータ集約・分析機能を追加するなど内容を拡大する。



【公式ブログ】ほかの記事はこちらから


建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら