【穂積駅周辺まちづくり】整備イメージ図を公表 岐阜県瑞穂市 | 建設通信新聞Digital

5月7日 火曜日

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【穂積駅周辺まちづくり】整備イメージ図を公表 岐阜県瑞穂市

 

整備実施計画イメージ

は3日、瑞穂市民センターホールで「第2回JR穂積駅周辺のまちづくりに関する説明会」を開いた。同駅周辺のまちづくり方針や整備展開の在り方を示す「瑞穂市JR穂積駅周辺整備基本計画(案)」や事業の進め方などを説明したほか、旧JAぎふ穂積支店跡地の活用案や現時点の計画案をもとに作成した同駅周辺の整備イメージ図を示した。今秋の基本計画成案化を目指し、現在パブリックコメントを実施している。

 同計画案は、まちづくりの目標に「駅周辺に人が集まり交流できる環境整備と生活利便性向上による居住促進」を掲げ、整備方針として▽駅や駅周辺への集散性の向上▽活力ある駅前空間の創出▽快適な日常生活が送れるような土地利用の実現–の3項目を設定した。

 駅の南北で駅前広場の再整備を行うほか、狭あい道路や行き止まりの解消、駅周辺にふさわしい土地利用の誘導などを計画する。加えて、駅北側では駅へ向かう骨格道路の整備や交差点の改良、南側では東西方向の骨格道路強化やアクセスポイントの改良などを実施する。

 整備展開に当たっては駅周辺を優先的に改善するエリアと緩やかに改善するエリアに区分し、2032年度までの短期目標、52年度までの中期目標、72年度までの長期目標を設定した。

 駅周辺の面的整備の実施に先駆けて、南口付近に位置する旧JAぎふ穂積支店跡地の市有地に一般車両の乗降場と駐車場を23年3月末までに整備し、駅前広場の混雑緩和を目指す。

 説明会の冒頭、あいさつに立った森和之市長は「当市の人口は増加傾向にあるが、30年ごろから緩やかに減少することが見込まれている。この増加傾向を少しでも長引かせ、減少を軽減できるよう、地方創生の拠点づくりを進めていく」と語った。


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