【品川出張所をDX化】BIM・CIM連携のまちづくり拠点 国交省関東整備局 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【品川出張所をDX化】BIM・CIM連携のまちづくり拠点 国交省関東整備局

整備イメージ(東京国道事務所提供)


 関東地方整備局東京国道事務所は、品川出張所を「DX先行モデル出張所」に位置付ける。2022年度第4四半期の開設を目指している。品川駅周辺では、直轄による「品川駅西口基盤整備事業」や東京メトロの南北線延伸(品川~白金高輪間)、多くの大規模民間開発が計画されており、BIMとCIMを連携したまちづくりを検討している。品川出張所をリニューアルし、まちづくりの拠点として活用する。

 東京国道事務所は、働き方改革や抜本的な生産性・安全性の向上、国土強靱化に関する施策を展開するため、インフラDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進している。

 この一環として、品川出張所では、▽無線LANなどICT機器の整備▽ペーパーレス化による業務環境改善▽道路台帳の道路管理データのGIS(地理情報システム)プラットフォーム化▽パトロール車映像の共有化▽舗装AI(人工知能)診断▽災害時におけるドローン活用など道路管理の高度化・効率化▽品川駅西口駅前広場整備における調査、設計、工事、管理での3次元データ活用–などに取り組む。

 その具体化に向け、12日に「R3品川出張所外ネットワーク設備設置工事」、27日に「R3品川出張所内装改修工事」の公募型指名競争入札を公告した。

 計画では、既存庁舎RC造3階建て延べ944㎡の2階執務室を中心に改修する。改修工事の工期は23年1月31日まで。工事場所は東京都品川区八潮1-1-3。


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