【校名は笠原小中学校】岐阜県多治見市の義務教育学校整備 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【校名は笠原小中学校】岐阜県多治見市の義務教育学校整備

現時点のイメージ

◆市産モザイクタイルを使用

岐阜県多治見市の設置する多治見市笠原幼保小中一貫教育研究会は、 同市の笠原中学校で第14回会合を開いた。2026年4月に開校予定の義務教育学校の校名を「笠原小中学校」に決めたほか、同校の基本設計の概要を公表した。現時点の設計では、同市が生産量日本一のモザイクタイルを柱や階段の蹴込みなどに使用するほか、外壁は土をイメージした塗材の使用などを計画している。

笠原小学校と笠原中学校を統合した施設一体型小中一貫校を、 現笠原小敷地内に建設する。 所在地は笠原町3387-9。敷地4万1854㎡に、校舎棟や屋内運動場、プールなどを整備する。

基本設計は大建設計(岐阜市)・山田一級建築設計事務所JVが担当した。実施設計も同JVと契約している。基本設計業務公募時の資料では、規模は総延べ1万2000㎡以下、工期は20カ月以内、予定工事費30億6000万円などを条件としていた。

施工者は23年度中に決定する方針で、選定方法は現在検討している。24年度早期の着工を目指す。