【再エネ、農業を両立】ノータスソーラーと提携/戸田建設 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【再エネ、農業を両立】ノータスソーラーと提携/戸田建設


 戸田建設は、再生可能エネルギーの拡充と農業の活性化による地域創生を目的に、営農型太陽光発電の企画・コンサルティング・架台システムの提供を手掛けるノータスソーラージャパン(大阪市、高橋隆造社長)と資本業務提携を結んだ。日本の農業環境に合わせて設計した「ノータスソーラーシステム」を活用して、営農型太陽光発電所の建設・発電事業の推進を狙う。

 営農型太陽光発電「ソーラーシェアリング」は、農地の上部に太陽光発電設備を設置して、その下部で継続して農業を行うことで、再生可能エネルギーの発電と農業を両立させる形態を指す。

 農地を活用する営農型太陽光発電は、森林開発などを必要としないことから、全国各地の農地で発電事業が可能。生み出した再生可能エネルギーを活用・供給することで、脱炭素社会にできる。農地への発電所の設置や売電事業の展開によって農業者の収入の安定化など農業全体の活性化を図れるメリットもある。

 太陽光発電の適地が減少する中で、営農型太陽光発電を普及に取り組むことで、再生可能エネルギー電源の拡大と農村の活性化を同時に達成する「理想的な地域創生モデル」の確立を目指す。

 

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