東日本建設業保証(原田保夫社長)は、創立70周年記念事業として制作している中高生向けの建設業界PR動画の第4弾を公式ユーチューブチャンネルに公開した。今回は鹿島の協力を得て、横浜市内で進む高速道路トンネルの巨大シールド工事現場にカメラが潜入。地域の生活を豊かにする建設の仕事をアピールしている。

 

　第4弾動画『わたしが拓く~明るい建設業の未来~』では、日本で2番目に大きいという直径15mのシールドマシンが稼働する大規模現場を紹介。普段見ることのできない掘進の様子や、シールド機をリアルタイムに監視・制御する中央管理室の内部も公開している。

　施工管理を担当する男女の若手技術者のインタビューも収録しており、「当たり前の生活を守るために必要な仕事」「何十年、百年後も残る仕事」など、建設業のやりがいや魅力を伝えている。今回は、ナレーターに声優の井澤詩織さんを起用した。

　業界PR動画は、長年にわたり建設業界の課題となっている担い手確保やイメージアップへの貢献を目的に制作。計6本ほどのシリーズ動画を順次アップしていく予定で、今後は職人の仕事などを取り上げる。動画は東保証への許可取得不要で、自由に使うことができる。企業や工業高校の説明会などに活用してもらいたい考えだ。再生回数は、これまでの3話合計で1万回を超えたという。
　

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