NEXCO中日本と中日本エクシス、岩谷産業が東名高速道路足柄SAで整備している燃料電池自動車向けの水素ステーションが9月10日にオープンする。高速道路のSA、PAでの開業は全国で初めてとなる。
供給方式は液化水素貯蔵(オフサイト型)、供給できるガス量は1時間当たり平均300Nm3。充填(じゅうてん)口数は2口設ける。
NEXCO中日本は、「地域環境の保全と脱炭素化への貢献」を経営方針の主要施策に定め、高速道路ネットワーク整備によるCO2排出量削減や電気自動車(EV)充電設備の拡充などに取り組んでいる。
水素ステーションの普及が脱炭素社会実現に大きく寄与すると考え、首都圏から100㎞地点にあり、レジャーやビジネスで利用者が多い足柄SAに設置する。