【予定価格11億増額し155億】文化会館整備を再公告/奈良県 | 建設通信新聞Digital

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【予定価格11億増額し155億】文化会館整備を再公告/奈良県

文化会館の完成イメージ


 奈良県文化・教育・くらし創造部は、WTO対象の文化会館整備工事を再公告した。再公告に当たって工期を約半年延長、予定価格は約11億4400万円増額している。参加申請(競争入札参加資格確認)を30日まで同部文化振興課で受け付ける。12月25日に開札する。

 参加資格は、2―4社JV。代表企業は、経審の総合評定値が建築一式1000点以上であることなど。

 奈良市登大路町にある現在の同会館を、耐震補強を含め大規模改修する。規模はRC一部S造地下2階地上3階建て延べ1万8112㎡。概要は小ホール新築、耐震補強、特定天井改修、国際ホール改修、中庭屋内化、外部階段除却、エレベーター設置改修、エスカレーター設置、内装改修、内外部改修ほか。建築工事と電気・機械・昇降機・舞台演出・舞台音響などの設備工事一式含む。設計は綜企画設計が担当した。

 事前公表された予定価格は155億1998万8000円(税込み)、調査基準価格は142億7838万8300円(同)。工期は2027年3月19日まで。

 同工事は8月22日に入札したが、応札者がなく不調となった。予定価格は143億7546万円(同)だった。

 

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