【175億で東洋食品G】第二給食センターのPFI審査講評/神戸市 | 建設通信新聞Digital

5月19日 日曜日

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【175億で東洋食品G】第二給食センターのPFI審査講評/神戸市

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 神戸市は、(仮称)第二学校給食センター整備運営事業のPFI事業について、審査講評を明らかにした。最優秀提案者となった東洋食品グループの入札価格は、175億2163万0630円(税込み)だった。

 講評によると同グループは最大提供食数1日当たり1万5000食規模の調理を想定し、HACCP(食品衛生管理基準)に対応した諸室計画や将来的な増築センター整備を見据えた施設整備計画などを提案した。その他光熱水費の高騰に対応するための省エネ対策なども含め、評価項目全般で詳細・具体的な提案が評価されたとしている。審査は鳥巣茂樹武庫川女子大教授、内田浩史神戸大大学院教授らが担当した。

 東洋食品グループのその他構成員は相和技術研究所、フジタ、岡工務店、タニコー、伊藤忠アーバンコミュニティ、西部電気建設、NECキャピタルソリューション。

 同事業はBTO(建設・譲渡・運営)方式のPFIで事業期間は2040年7月31日まで。このうち設計・建設期間は25年10月まで。アドバイザリー業務はアトラスワークスらが担当した。建設地は同市西区見津が岡7―12の敷地1万5411㎡。

 

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