【北海道・新桂川ダムの試験湛水】最高水位196.8mに到達/札幌開建 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【北海道・新桂川ダムの試験湛水】最高水位196.8mに到達/札幌開建

洪水時最高水位に到達した際の貯水状況


 北海道開発局札幌開発建設部は、11月11日から試験湛水を始めた新桂川ダムの貯水位が、15日午前6時に洪水時最高水位である標高196.8mに到達したと発表した。現在のところ異常は確認されておらず、今後、水位を終了水位である標高187mまで下降させ、安全性を確認しながら2024年3月までに試験湛水を完了する予定だ。

 同ダムは、直轄ダムとして初の「同軸かさ上げ」を採用した。石狩川水系幾春別川に1957年に完成した桂沢ダムの堤体を1.2倍の75.5mにかさ上げし、総貯水容量を1.6倍の1億4730m3とする再開発ダムとなる。

 

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