【福岡市・家裁跡地に4.8万平米複合】30年開業目指す/野村不動産ら | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

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【福岡市・家裁跡地に4.8万平米複合】30年開業目指す/野村不動産ら

完成イメージ

 福岡財務支局は、福岡家庭裁判所跡地「福岡市中央区大手門1丁目114番1」の売却に当たり、二段階一般競争入札した結果、野村不動産と東京建物、西日本鉄道、九電不動産で構成するグループを落札者に決めた。同グループは、高級ホテルやオフィスなどで構成する複合施設を建設する。施設規模は地下1階地上23階建て延べ4万8400㎡。2029年第4四半期の完成、30年第1四半期の開業を目指す。

 施設は、2、3階がオフィス、4-9階がホテル、10-23階が225戸の高級分譲マンションとなる。オフィスは、多様な企業を受け入れる快適なウェルビーイングオフィスとし、床面積4000㎡を確保する。ホテルは「インターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツ」で客室117室、このうち9室をスイートルームとする。また、1階にセントラルパーク(大濠公園と舞鶴公園)のにぎわいをつなぐ緑とアートの広場空間、2階にセントラルパークと緑でつながる眺望テラスを設ける。

 対象地は福岡市中央区大手門1。中央区六本松への機能移転後、未利用となっている土地5133㎡と、建物・総延べ床面積4709㎡などを現状有姿で引き渡す。都市計画法の用途地域は商業地域(容積率400%、建ぺい率80%)。

 

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