【i-Con2024③】コマツカスタマーサポート デジタルツイン上で施工を再現 | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

B・C・I 未来図

【i-Con2024③】コマツカスタマーサポート デジタルツイン上で施工を再現

 Smart Construction Simulationはデジタルツインを用いて施工を模擬的に再現し、施工計画を事前に検討するサービスです。

 施工計画時の問題点を3Dモデルで可視化し、1兆通りものパターンからAIを用いて最適解を瞬時に抽出。3次元地形測量データ・3次元設計データ・現場条件をご準備いただくことでデジタルツイン上で施工を再現し、最適な施工計画の立案が可能です。

 積算~施工計画~施工管理~計画修正と、幅広い工程でご利用いただけるサービスを目指しています。

 ①切盛り土量自動計算、施工工区自動分割、運搬土量・距離自動計算機能により現実的な土配計画を行うことができます。

 ②時系列地形変化の可視化機能で地形変化や土量を確認、施工順序の検討材料として使用できる。最短ルート算出機能で仮設走路、切盛境界、勾配等優先したい条件を設定することで最短ルートをナビゲートします。

 ③登録した建機毎の稼働率や日当たり施工量、ダンプの予定周回数を見える化することで建機編成やダンプ台数の最適化ができるほか、走路ルートや狭路等の制約条件を設定してシミュレーションを行うことで最適な走路検討が可能です。

 ④Smart Construction Fleetから取得した実績とシミュレーション結果を比較(予実差分比較)し、より実績に基づいた計画検討をサポートします。

 Smart Construction Simulationは他のSmart ConstructionRソリューションと連携させることで施工計画業務の時間短縮や、複雑な運土計画のほか施工プロセスの可視化が可能になり、画面一つで誰でもすぐに理解することが可能です。説明用資料作成時間、説明時間の削減により関係者との情報共有を効率よく行うことができるようになります。


Smart Construction Simulationを活用した施工全体概要



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