佛教教育学園は4月3日、京都市で「佛教大学二条キャンパス2号館(仮称)」の地鎮式と起工式を開いた。田中典彦理事長ら関係者が出席した。
式では、豊田和弘中村設計代表が鎌入れ、伊藤真宏佛教大学長が鋤(すき)入れ、田中理事長が鎮物埋納、寺田光宏東急建設社長が鍬(くわ)入れした。
起工式で、田中理事長は「建設はさまざまな方の支援を受けて完成させるもの。まさに『花一輪開くにも、天地一切総がかり』。建設に当たる皆さんには、立派なものを完成させてほしい」と述べた。
伊藤学長は「新たなキャンパスが『福祉・医療・健康・地域』の面で地域に貢献できる日が近づいていることをうれしく思っている」、豊田代表は「施設が学問の学び場、研究の場、二条エリアのシンボルとなるよう、監理していく」、寺田社長は「歴史ある土地や学校に施工者として関わることができ、身の引き締まる思い。安全に十分配慮し、期間内に完成させる」と、それぞれ話した。
規模はS一部RC造地下1階地上7階建て塔屋1層延べ1万8636㎡。設計・監理は中村設計、施工は東急建設・吉村建設工業・北和建設JVが担当。工期は2026年2月28日まで。建設地は京都市中京区西ノ京小倉町101ほか。
吉川和彦作業所長(東急建設)の話 「近隣の方々に迷惑を掛けず、無事安全に、工期厳守で引き渡したい」
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