東急と東急レクリエーションは26日、zoomによるオンライン形式で記者会見を開いた。東京都新宿区に建設中の超高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」を2023年1月に竣工し、4月に供用すると発表した。施設内に設けるホテルや映画館、劇場、ライブホールなどの名称も明らかにした。

施設のキービジュアル

　東急の新宿プロジェクト企画開発室室長でTSTエンタテイメントの社長を務める木村知郎氏は歌舞伎町の歴史などを解説し、「“好きを極める場”を設ける。期待してほしい」と語った。また、建物の外装やホワイエなどのデザインを永山祐子建築設計に委託したことを紹介した。

　規模は、地下5階地上48階建て塔屋一層延べ8万7400㎡、高さ約225m。地下4階から地下1階にライブホール「Zepp Shinjuku（TOKYO）」、地上6-8階に新宿ミラノ座の名称を受け継ぐ劇場「THEATER MILANO-Za」、9・10階に映画館「109シネマズプレミアム新宿」、18-47階には「HOTEL　GROOVE　SHINJUKU」「BELLUSTAR TOKYO」の2つのホテルを設ける。
　設計は久米設計・東急設計コンサルタントJV、施工は清水建設・東急建設JVが担当。建設地は歌舞伎町1-29-1ほか。

【公式ブログ】ほかの記事はこちらから


建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら