【大阪市】延べ1.2万㎡を想定/長居障がい者スポーツC 近くPFI導入調査 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

公式ブログ

【大阪市】延べ1.2万㎡を想定/長居障がい者スポーツC 近くPFI導入調査

完成イメージ

 大阪市は、新たな長居障がい者スポーツセンター(仮称)整備基本計画を策定した。想定規模は地下1階地上3階建て延べ1万2990㎡。整備費用は100億円程度を見込む。2024年度にPFI導入可能性調査を実施して、事業手法を決定。PFIや従来手法の場合は32年度末、設計施工一括(DB)発注の場合は31年度末の開館を目指す。

 24年度予算には、事業費1575万1000円を計上した。近くPFI導入可能性調査業務の委託手続きを開始したい考えだ。

 事業では、老朽化した現センターを隣接地(長居公園内)で建て替える。

 PFIの場合、25年度にアドバイザリー業務を委託して実施方針や要求水準書の作成を進め、27年度に事業者を選定する。設計に2年、施工に2年半を要する予定だ。

 従来手法の場合は、25年度中ごろから基本設計、27年度から実施設計に着手し、29年度中ごろに着工する見込み。

 DB方式となった場合は、アドバイザリー業務を経て26年度末に事業者選定し、設計に2年、施工に2年半を掛ける。

 新施設は、アリーナやプール、トレーニング室、ボウリング室、会議室、多目的室などで構成し、民間活用スペースも配置する方針だ。

 整備基本計画調査・検討業務は久米設計・トーマツJVが担当した。

 現センター(大阪市東住吉区長居公園1)は1974年に完成した。S一部RC造2階建ての本館と別館で構成し、規模は総延べ8503㎡。施設は体育室、トレーニング室、プール、卓球室、ボウリング室、屋外運動場、会議施設、多目的室で構成する。

【公式ブログ】ほかの記事はこちらから

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら