東京建物と東京ガス不動産が埼玉県川越市に共同で開発を進めていた延べ2万㎡超の物流施設「T-LOGI鶴ヶ島」が竣工した=写真。設計施工は大末建設が担当した。東京ロジファクトリーが入居し、鶴ヶ島「第2物流センター」として6月1日に開業している。
規模はRC一部S造4階建て延べ2万3406㎡。建設地は川越市大字栄3-1、大字竹野14-1の敷地1万0492㎡。
4層ボックス型で、1階のトラックバースには40フィートのコンテナ車22台が接車でき、効率的な荷物の積み下ろしが可能となる。
屋上に設置した太陽光パネルで発電した電力を施設内で消費する予定で、余剰電力は一般送配電事業者の送配電網で東京建物所有の施設に送電する。BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の最高ランクZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の認証とCASBEE(建築環境総合性能評価システム)のAランクを取得する予定だ。