【新図書館を再設計】工事費は42億見込む/静岡県伊東市 | 建設通信新聞Digital

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【新図書館を再設計】工事費は42億見込む/静岡県伊東市

東側外観イメージ


 静岡県伊東市は、再設計を進めている新図書館新築工事の本体建築工事費(家具設置工事含む)に42億円を見込んでいる。規模はS一部RC造5階建て延べ5704㎡。収容冊数は約25万冊、駐車台数は約90台。建設地は桜木町2のマンダリンホテル跡地。再設計は2024年度内に完了する。最短のスケジュールでは25-27年度に工事を進め、28年上半期の供用を目指す。

 現図書館(音無町5―14)は、築後40年以上が経過し、スペース不足や多様化・高度化する利用者ニーズへの対応などが課題となっているため、移転新築する。23年4月に新築工事の一般競争入札を公告したが、予定価格超過で不調となった。基本・実施設計を担当したマル・アーキテクチャに再設計を委託している。建物のコンセプトは現行の計画を維持する。

 市は新図書館の事業効果を評価するため、10月1日までホームページなどで負担額に関するアンケートを行っている。


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