三井不動産の英国法人「英国三井不動産」は、世界最大級の資料を所蔵するロンドンの大英図書館と共同で、同図書館を再開発して大規模複合施設を整備する。総延べ9万6000平方mを想定している。デベロップメントマネジャーはstanhope plc、設計はrshpが担当する。総事業費は2000億円超を見込む。2026年の着工、32年の竣工を目指す。
プロジェクトは、「(仮称)大英図書館再開発事業」で、新図書館とオフィス、ラボ&オフィスを含む大規模複合施設を整備する。規模は、src造地下1階地上11階建て延べ約9万6500㎡となる。
現在の大英図書館の隣接地一帯を建設地とする。基準階で約6600㎡のフロアプレートと豊富なアメニティーの設置などを予定している。公共貢献の一環として、大英図書館の新館となるオフィス棟を整備し、地域に開かれた空間づくりを目指す。