第3四半期に入札/一宮交流会館整備関連2件/豊川市 | 建設通信新聞Digital

5月9日 金曜日

中部・北陸

第3四半期に入札/一宮交流会館整備関連2件/豊川市

 愛知県豊川市は、2025年度第3四半期に、一宮地域交流会館(仮称)複合施設新設の建築工事と電気設備工事を一般競争入札する見通し。建築工事の参加資格は建築一式工事の2、3社JVを予定する。ともに工期は480日。工事場所は一宮庁舎(一宮町豊1)の敷地内。
 第2四半期には、既存体育施設の解体工事も一般競争入札する。工期は120日。
 複合施設の規模は、RC一部S造2階建て延べ約2800㎡。▽支所▽生涯学習・コミュニティー▽児童館▽図書館▽福祉相談・高齢者支援--の5機能を備える。
 同会館は、一宮地区内の公共施設が老朽化や立地の悪さを原因とする施設利用率の低さなどの課題を抱えているため、機能を集約。複合施設と体育館施設(S造平屋建て約1300㎡)を建設する。
 敷地内には広場を設け、イベント利用や防災広場として活用する。環境配慮の取り組みとして、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル) Readyの認証取得を目指す。駐車場台数は210台を確保する計画だ。
 体育施設は、27年度の複合施設供用後に一宮庁舎などを解体し、整備に着手する。供用は29年度を目指す。
 基本・実施設計業務はシーラカンスアンドアソシエイツ(C+A)が担当した。