三重県四日市市は、2025年度6月補正予算の競輪事業特別会計に、競輪場外向投票所新築ほか工事費として27年度までの債務負担行為限度額21億9970万円、工事監理業委託費として27年度までの債務負担行為限度額3376万円を設定した。
四日市競輪場の競輪事業の安定した収益確保のため、場外発売時の投票と観戦機能を集約する。概要は、外向投票所の新築と、第2スタンド・特別観覧席・来賓東棟の改修、南入場門・現外向投票所・南売店棟の解体など。所在地は大字羽津甲5163の敷地約6万7878㎡。
新外向投票所の規模はS造2階建て延べ約2500㎡。1階に車券売り場、コンビニエンスストア、ファミリールームを設け、2階にはグループ席、来賓席、一般テラス席、飲食店を設置する。実施設計は中村建築設計事務所が担当している。
25年度内に解体に着手し、27年度までに工事を完了する。28年7月の供用を目指す。