八戸市/デロイトFAを特定/新体育館調査検討業務 | 建設通信新聞Digital

6月27日 金曜日

北海道・東北

八戸市/デロイトFAを特定/新体育館調査検討業務

 青森県八戸市は26日までに、「新体育館整備等事業調査検討業務」の委託先を決める公募型プロポーザルで、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)を候補者に特定した。参加は2者で、同社の評価点は349点だった。7月1日に契約する予定だ。委託(見積もり)上限額は、3000万円(税込み)。委託期間は2026年3月27日まで。
 事業をさらに推し進めるため、実施方針などの策定、公募資料の検討、マーケットサウンディング(市場対話)調査など一連の業務を委託する。 市は、3-4月に実施方針(案)と要求水準書(案)を公表しているが、「5月末までに募集した質問などに対する回答に時間がかかっているため、6月に予定していた実施方針と要求水準書の公表は延期することにした」(観光文化スポーツ部)という。
 新体育館は、売市字輿遊下3にある長根公園内にBTO(建設・譲渡・運営)方式で整備する。規模はS造を基本に延べ1万3000㎡程度を想定している。11月に事業者を選ぶ公募型プロポーザルを公告する予定だ。
 設計・建設期間は26-31年度で、維持管理・運営期間は既存施設が29年度から、新体育館は31年度から45年度まで。