東京大学は、東京都港区の同大学白金台キャンパスにある「インターナショナル・ロッジ 白金台ロッジA棟」を含めた計6棟総延べ8510㎡を解体する。三井住建道路の施工で7月中旬にも着工し、2026年9月下旬の完了を目指す。
解体工事の名称は「(仮称)港区白金台四丁目計画既存建物解体工事(地上部)」。計画地は、地下鉄白金台駅から北へ徒歩11分の白金台4-6-41ほか。西側で都道418号(外苑西通り)に接している。用途地域は第一種住居地域と第一種中高層住居専用地域で、建ぺい率60%、容積率は400%と300%。
白金台ロッジはA-C棟で構成され、同キャンパスの医科学研究所や付属病院などで活動する外国人研究者や留学生の生活拠点として使用されてきた。
同大学は19年9月に、国際学生宿舎「目白台インターナショナルビレッジ」を開設、これに伴い同ロッジは廃止され、一部機能が目白台に移行している。
解体する建物の概要は次のとおり。
▽白金台ロッジA棟=RC造4階建て延べ1215㎡、高さ15m。
▽同B棟=RC造4階建て延べ1268㎡、高さ16m。
▽同C棟=RC造地下1階地上6階建て延べ3639㎡、高さ25m。
▽看護師宿舎=RC造4階建て延べ1374㎡、高さ9m。
▽クレストホール=S造2階建て延べ479㎡、高さ6m。
▽旧ヒトゲノム解析センター=S造2階建て延べ534㎡、高さ6m。