【総事業費は約1700億円】上海の複合開発に参画/三菱地所 | 建設通信新聞Digital

5月17日 金曜日

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【総事業費は約1700億円】上海の複合開発に参画/三菱地所

プロジェクト完成イメージ


 三菱地所は、米国系大手デベロッパー「Tishman Speyer社」、中国の国有不動産開発会社「新長寧集団」、大手運送会社「HuoLala社」が、同国上海市で進めている大規模複合開発プロジェクト「晶耀虹橋」(ジンヤオホンチャオ)に参画する。2月に着工済みで、2025年の竣工を目指す。総事業費は約1700億円となる。

 施設規模は、RC造5棟総延べ24万6350㎡。地下(延べ8万3000㎡)は商業施設・駐車場、地上部(16万3350㎡)はオフィス・商業施設となる。建築デザインはNBBJ社、設計監修・ランドスケープ・内装デザインは三菱地所設計諮詢(上海)が担当している。

 計画地(長寧区天山E2-03区画)は、日本領事館や400社超の日系企業が集積している。21年に開通した地下鉄新線「婁山関路駅」に直結する。開放的なサンクンガーデンを整備し、地上と地下を一体的に往来できる公共空間を整備する。商業ゾーンには厳選した店舗を誘致する。オフィスは、2000㎡を超える大規模なフロアを提供する。街区内の緑化によって環境性能評価制度「LEED」の認証も取得する予定だ。

 

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