【群マネ 公民連携は日本初】
静岡県磐田市とアイシン、天地人(東京都中央区)は、道路・水道管理連携の実証プロジェクトを実施する。車載カメラとAI(人工知能)を使った道路の路面診断と、衛星とAIを活用した漏水リスク診断のデータを連携し、インフラ管理の高度化を目指す。日本で初めて地域インフラ群再生戦略マネジメントを自治体、民間企業、地域企業と公民連携で実装する。9月から実験を始め、2026年2月末に終える予定だ。 同市と天地人は23年度から連携しており、衛星データで漏水リスクを診断する同社の「天地人コンパス 宇宙水道局」を使い、漏水リスク評価を見える化してきた。今回は新たにアイシンの路面異常を検知する「みちログ」を使って道路のデータを収集する。
プロジェクトでは、宇宙水道局による漏水リスク診断をみちログのダッシュボードに取り込み、カメラと車載器を搭載した車両が漏水リスクの高いエリアを重点的に走行し、あらかじめ登録した地点の路面を撮影する。
みちログは、撮影した画像を使い、地上漏水の有無を含めた道路表面の異常を検出する。その後、道路表面のデータを宇宙水道局に取り込み、過去の漏水履歴と漏水リスクとの相関を検証し、予測精度の向上に活用する。
道路表面の異常と地下の漏水リスクが高いエリアを重ね合わせて分析することで、漏水起点の陥没や地盤沈下の予兆を高精度で把握する。
先端技術を連携して道路・水道を管理することで、管理作業の効率化や漏水調査期間の短縮、目視だけでは分からない兆候の早期発見による事故防止などを目指す。
静岡県磐田市とアイシン、天地人(東京都中央区)は、道路・水道管理連携の実証プロジェクトを実施する。車載カメラとAI(人工知能)を使った道路の路面診断と、衛星とAIを活用した漏水リスク診断のデータを連携し、インフラ管理の高度化を目指す。日本で初めて地域インフラ群再生戦略マネジメントを自治体、民間企業、地域企業と公民連携で実装する。9月から実験を始め、2026年2月末に終える予定だ。 同市と天地人は23年度から連携しており、衛星データで漏水リスクを診断する同社の「天地人コンパス 宇宙水道局」を使い、漏水リスク評価を見える化してきた。今回は新たにアイシンの路面異常を検知する「みちログ」を使って道路のデータを収集する。
プロジェクトでは、宇宙水道局による漏水リスク診断をみちログのダッシュボードに取り込み、カメラと車載器を搭載した車両が漏水リスクの高いエリアを重点的に走行し、あらかじめ登録した地点の路面を撮影する。
みちログは、撮影した画像を使い、地上漏水の有無を含めた道路表面の異常を検出する。その後、道路表面のデータを宇宙水道局に取り込み、過去の漏水履歴と漏水リスクとの相関を検証し、予測精度の向上に活用する。
道路表面の異常と地下の漏水リスクが高いエリアを重ね合わせて分析することで、漏水起点の陥没や地盤沈下の予兆を高精度で把握する。
先端技術を連携して道路・水道を管理することで、管理作業の効率化や漏水調査期間の短縮、目視だけでは分からない兆候の早期発見による事故防止などを目指す。