群馬県/山下・石井JVを特定/小児医療センター病院基本設計 | 建設通信新聞Digital

10月7日 火曜日

関東・甲信越

群馬県/山下・石井JVを特定/小児医療センター病院基本設計

 群馬県立小児医療センターは、WTO対象となる「群馬県立小児医療センター新病院建設工事に係る基本設計業務委託」の公募型プロポーザルを実施した結果、山下設計・石井設計JVを特定した。同者のほか1者が参加した。
 群馬大学医学部付属病院の隣接地に移転再整備する小児医療センター新病院建設の基本設計業務を委託する。目安金額は1億4360万円(税込み、以下同)程度としている。委託期間は2026年3月31日まで。
 新施設は、SかRC造5階建て延べ2万3400㎡の新病院と、S造2階建て3層延べ6600㎡の立体駐車場で構成する。
 病床数は、既存病院の150床を維持する。建設予定地は、前橋市昭和町3-7-27の共愛学園前橋国際大学短期大学部敷地。
 基本設計後のスケジュールは、26-27年度に実施設計を行い、建設工事は27年度後半から着手する。29年度内の竣工、30年度の開院を目指す。概算事業費は総額291億5500万円を見込む。
 既存建物の規模は、10棟総延べ1万8887㎡。同センターは1982年に開設され、老朽化・狭あい化が進んでいる。
 所在地は渋川市橘町下箱田779。