北陸整備局WTO/SI型試行 可動堰本体工を公告 | 建設通信新聞Digital

10月16日 木曜日

関東・甲信越

北陸整備局WTO/SI型試行 可動堰本体工を公告

【上今井遊水地 11月27日から申請書】
 北陸地方整備局は16日、WTO対象となる「令和7・8・9年度千曲川上今井遊水地可動堰本体工事」の総合評価一般競争入札を公告する。技術提案評価型(SI型)を試行する。申請書は11月27日から12月1日まで受け付ける。入札は2026年2月18日で、24日に開札する。
 評価テーマは、「可動堰本体工(コンクリート)の施工時における工夫(配点20点)」と「既成杭工及び法覆護岸工(植生工は除く)の確実な施工に関する工夫(39点)」を設定している。
 参加要件は、一般土木工事1200点以上であること。10年度以降に完成した、最大径間長20m以上の固定・可動堰か水門、閘門の施工実績を求める。JVも認める。
 概要は、可動堰本体工(本体工4604m3など)、築堤盛り土・法覆護岸工(築堤盛り土2万3900m3など)、仕切堤1万8700m3、仮設工。工期は28年3月31日まで。工事場所は長野県中野市上今井地先。