千葉県四街道市の鈴木陽介市長は、吉岡地区で計画していた次期ごみ処理施設の整備を中止する方針を明らかにした。用地内で基準値不適合の地下水による影響を回避するための対策工事が技術的に困難であり、多大な財政支出を伴うことが想定されることを理由に挙げた。今後は、広域化の可能性も視野に入れながら検討を進める考え。
次期ごみ処理施設の整備では、処理能力が日量76tのエネルギー回収型廃棄物処理施設、日量13tのマテリアルリサイクル推進施設を建設する計画だった。建設地は吉岡667-1ほか。
事業を巡っては、2018年1月に総合評価一般競争入札を公告したが、建設地の一部区域で法令の基準値を上回るフッ素とその化合物が出たため、同11月に手続きを中止した経緯がある。
市は24年3月、八街市と「ごみ処理の広域化の可能性の検討に関する覚書」を締結済み。2市共同での次期ごみ処理施設の建設と運営の可能性を検討し、最終的な方向性を判断する。
次期ごみ処理施設の整備では、処理能力が日量76tのエネルギー回収型廃棄物処理施設、日量13tのマテリアルリサイクル推進施設を建設する計画だった。建設地は吉岡667-1ほか。
事業を巡っては、2018年1月に総合評価一般競争入札を公告したが、建設地の一部区域で法令の基準値を上回るフッ素とその化合物が出たため、同11月に手続きを中止した経緯がある。
市は24年3月、八街市と「ごみ処理の広域化の可能性の検討に関する覚書」を締結済み。2市共同での次期ごみ処理施設の建設と運営の可能性を検討し、最終的な方向性を判断する。













