【上沼田東公園東側活用】大和リースGがドラッグストアやサウナなど整備/東京都足立区 | 建設通信新聞Digital

12月19日 金曜日

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【上沼田東公園東側活用】大和リースGがドラッグストアやサウナなど整備/東京都足立区

提案されたイメージパース(区HPから)


 東京都足立区は、「上沼田東公園東側創出用地活用事業」の公募型プロポーザルを実施した結果、大和リースを代表事業者とし、小倉建設が構成員を務めるグループを優先協定締結事業者に特定した。同グループのみ申し込んだ。

ドラッグストア、サウナ、フィットネス、カフェなどを設けた施設や、屋外広場を整備する提案が採用された。2026年1月に基本協定を締結し、27年1月の新築工事開始を目指す。同年10月の施設竣工、12月の開業を見込む。

 事業では、区が事業者に創出用地を貸し付け、スポーツや健康の分野で周辺の「上沼田東公園」や、高野小学校跡地の「高野スポーツパーク」と連携できる施設整備・運営を実施する。事業用定期借地権設定契約による貸付期間は、26年12月からの32年間。新築工事期間や事業終了後の解体期間も含める。

 提案では、ドラッグストアやサウナ、フィットネスを設けたS造の南棟、カフェを設けた木造の北棟を整備し、地域貢献やにぎわいの創出に貢献するコンテンツも実施するとした。このほか、スポーツイベントなどを開催できる屋外広場や、駐車場64台、駐輪場41台も整備する。

 周辺2施設との連携では、プロスポーツチームと協力したスポーツ体験やサッカー教室、大規模イベントなどの実施が提案された。区は、提案を踏まえて両施設の運営方法を検討する。

 創出用地の所在地は、江北6-10-1の敷地3954㎡。用途は準工業地域と第一種住居地域で、建ぺい率が60%、容積率は400%と300%。区は24年10月にも公告したが、事業者辞退により選定を見送っていた。公募条件を変更せずに再公告し、選定に至った。


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