建設通信新聞

書籍案内
お申し込み ログイン
ヘッドライン
新着ニュース
  • 新着ニュース
    • 行政
    • 企業
    • 団体
    • 人事・訃報
    • インタビュー
    • その他
    • 北海道・東北
    • 関東・甲信越
    • 中部・北陸
    • 関西
    • 中国・四国・九州
    • 全国・海外
  • WEB刊
  • 動画 NEWS
購読お申し込み 書籍案内
    ホーム > WEB刊 > 公式ブログ > 【10種のがんリスクを尿解析で一括検査】Craifの「マイシグナル・スキャン」
公式ブログ

【10種のがんリスクを尿解析で一括検査】Craifの「マイシグナル・スキャン」

最終更新 | 2026/04/08 09:47

Facebookでシェアする
文字サイズ

男女計10種のがんのリスク判定が可能

 建設業界の人手不足と高齢化が加速し、エイジレスで健康的な働き方がますます重要になる中、Craif(東京都新宿区、小野瀬隆一CEO)の提供する尿がん検査「マイシグナル・スキャン」が注目されている。尿に含まれるマイクロRNA(遺伝子情報)をAI(人工知能)が解析し、早期発見が難しい、すい臓がんを含む10種のがんのリスクを個別に評価できるのが特長。多忙な建設技術者に負担をかけることなく、がん対策に取り組めるため、地域建設業を中心に導入が広がっている。

 同社は、2018年に名古屋大学発のスタートアップ(新興企業)として創業した。当時、同大准教授としてマイクロRNAを尿から抽出・測定する技術を開発した安井隆雄東京科学大教授が共同創業者であり、技術面を支える。

 マイクロRNAは、細胞間のコミュニケーションを仲介する伝達物質で、2000種類以上が確認されている。がん細胞もさまざまな種類のマイクロRNAを放出し、周囲の細胞に送り込みながら増殖する。マイクロRNAを解析すれば小さながんの活動も検知できるため、20種類以上の特許技術を活用し、AI解析によるがんリスク評価のアルゴリズムを開発した。50以上の大学・医療機関との共同研究を通じ、約5万件という世界最大級の尿ライブラリーを構築。がん患者に現れる特定のマイクロRNAのパターンを解析し、AIに学習させている。特に早期発見が難しいすい臓がんに対しては、従来の血液検査(腫瘍マーカー)を大きく上回る検出感度を発揮するなど、著しい成果を上げている。

自宅から尿を送るだけで手軽に検査できる


 こうした技術を活用したマイシグナル・スキャンは、検査キットを使い、尿を自宅から送るだけで手軽に検査できる。日本のがん死亡総数の8割を占める10種のがん(食道がん、乳がん、肺がん、胃がん、大腸がん、ぼうこうがん、すい臓がん、腎臓がん、卵巣がん、前立腺がん)の罹患リスクを、80%を超える精度で検出する。

 がん検査は通常、血液検査と胸部X線や胃カメラなど複数の検査を組み合わせるが、マイシグナル・スキャンは1回で網羅的に検査できる。検査結果は低、中、高の3段階で表示し、中リスク以上で追加検査を推奨している。血液ではなく尿を使う手軽さと高い検出感度が評価され、全国2000以上の提携医療機関がスクリーニング検査として導入している。

 日本人の2人に1人はがんになる時代といわれるが、忙しさや自覚症状のなさ、検査の苦痛などを理由に、がん検診の受診率は30-40%にとどまる。特に建設業は粉じんやアスベスト、有機溶剤など発がん性のある物質を扱う場面もあり、高い喫煙率なども含め、さまざまな健康リスクにさらされる。同社の高井綾香PRマネージャーは「健康管理が重要な職種だが、人手不足や工事の忙しさから、なかなか健康管理に時間を割くことができないのが課題だ」と指摘する。

 さらに、建設業は就業者数が過去20年で3割減少し、高齢化も急速に進むため、豊富な工事実績を持つ熟練技術者は受注面や現場管理で長く活躍することが求められている。ただ現場は天候などで計画どおりに進まないことも多く、検査で病院に行くには心理的な負担が大きい。「マイシグナル・スキャンは前日の食事制限がなく、バリウムを飲む必要もないため業務に支障がない。手軽に検査することで健康への意識も高まる」とメリットを挙げる。

 同社は法人営業を展開して2年たつが、この一年で建設業での導入が急速に増えていることを実感するという。播太樹法人部門統括は「建設業は資格の有無が重要であり、技術者が一人減ると現場や受注への影響が大きいため、経営者は従業員の健康管理に対して意識を高めている。協力会社の分をまとめて購入するケースもある」と説明する。

中小建設業が最も多く導入している


 業種別の導入割合は建設業が21%を占め、最も多い。地域建設業が中心だが、「大手ゼネコンも支店単位で導入するケースがある。原発関連の補修工事、産業廃棄物処理を手掛ける企業の導入も拡大している」と話す。

 マイシグナル・シリーズには4種類の検査キットがあり、多くの企業が定期プラン(3年、5年、10年)の中で組み合わせながら活用している。マイシグナル・スキャンのほか、手軽な検査で全身のがんリスクを評価できるマイシグナル・ライト、唾液を使った遺伝子検査で体質的に罹患しやすいがん種を知るマイシグナル・ナビ、尿からDNAストレスを判定することで生活習慣を改善し、がんリスクの低減につなげるマイシグナル・チェックがある。

 高井マネージャーは「なかなか病院に行く時間を確保できない建設技術者でも手軽に検査を受けることができる。健康管理に活用していただき、長く活躍してほしい」と力を込める。

 

【公式ブログ】ほかの記事はこちらから

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら

公式ブログ 建設通信新聞購読お申し込み

関連記事

  • 【九州整備局がDX技術で防災通信訓練】5Gなど駆使し災害に備え

    最終更新 | 2021-12-26 15:48

  • 【デザイン力を発信】12日まで設計本部作品展 大成建設

    最終更新 | 2021-11-08 09:54

  • 【JFMA】「第13回日本ファシリティマネジメント大賞」表彰式を開催 最優秀賞に…

    最終更新 | 2019-02-25 14:24

  • 【「都市の緑3表賞」受賞者を決定】都市緑化機構

    最終更新 | 2022-11-09 10:33

  • 【AIアルゴリズムで建設業に新風】非効率なくしフルポテンシャル引き出す/スタート…

    最終更新 | 2022-10-17 17:40

記事フリーワード検索

紙面ビューワ

本日の紙面

2026/04/14
key
建設専門紙がつくる
工事データベース
建設工事の動きのロゴ

4/13 更新!

  • 新聞の画像
    建設通信新聞
    月刊建設工事の動き
    見本請求
  • DIGITAL会員登録
    購読のお申し込み
  • 連載記事
  • 広告のご案内
  • リリースはこちら

公式SNS

アクセスランキング

  • 【MUFG本館16.9万㎡】大林JVで着工/30年秋の完成目…

    掲載日|2026/04/07
  • いざ出発、それぞれの道へ/新入社員・新入職員に聞く/なぜ、あ…

    掲載日|2026/04/08
  • 【荻窪駅北口に1万㎡】4月から商店街解体、設計はIAO/グロ…

    掲載日|2026/04/01
  • マイナビ 顔を隠して本音隠さず

    掲載日|2026/04/10
  • 【西武HDのグランドプリンス新高輪】26年度に営業終了・解体…

    掲載日|2025/07/22
  • 会社概要
  • サイトマップ
  • サイトポリシー
  • 特定商取引法表記
  • 個人情報保護
  • 行動計画
  • お問い合わせ
Copyright ©2012-2026
The Kensetsutsushin Shimbun Corporation.