京都府は6月の補正予算案に、府立大学の施設整備計画に対する基本設計費9500万円を計上した。老朽化した府立大学の体育館と多機能講義棟を合築整備し、コスト削減を図る。総延べ約2万5000㎡の施設整備を想定しており、これを基本設計先行型のDB(設計施工一括)方式で進めたい考えだ。早ければ10月にも基本設計の公募型プロポーザルを公告し、今年度中の設計着手を目指す。
基本計画によると、1969年に完成した下鴨キャンパスの第1体育館兼講堂(延べ2226㎡)を現地建て替えするとともに、府立医科大学の3キャンパスに散在するスポーツ施設機能を府立大下鴨キャンパスに集約する。
導入機能は同施設のほかに、弓道場、クラブボックス、屋外ステージ、屋外屋根付き観覧席(観覧スタンド)、グラウンド、テニスコートなどとなっている。新体育館の想定規模は4階建て延べ8046㎡。
多機能講義棟は、4号館跡地・駐車場に整備する。想定規模は4階建て延べ1万6700㎡。講義室のほか、食堂、府民交流スペースなどを設ける。施設は西棟、東棟、中央棟で構成し、渡り廊下で体育館と接続する。
基本設計後は、27-28年度にDB事業者を募集し、実施設計には28-29年度に着手する。29年度の着工、最短で32年度の供用開始を予定している。基本計画の策定は長大が担当した。建設地は京都市左京区下鴨半木町。

