【全国左官技能競技大会】優勝は松井準氏(イスルギ)! 四国独特の土佐漆喰仕上げも製作課題 | 建設通信新聞Digital

5月7日 火曜日

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【全国左官技能競技大会】優勝は松井準氏(イスルギ)! 四国独特の土佐漆喰仕上げも製作課題

 日本左官業組合連合会(長谷川哲義会長)は、「第47回全国左官技能競技大会」を22日から25日まで松山市のアイテム愛媛で開催した=写真。全国10ブロックから選出された10人と、会長推薦の3人の計13人が参加、左官の技術を競い、松井準氏(イスルギ、石川県)が優勝の栄冠に輝いた。準優勝は横井川武志氏(田中昭義左官、京都府)だった。
 25日の表彰式では、松井氏ら入賞者に内閣総理大臣賞、国土交通大臣賞、厚生労働大臣賞などの賞が授与された。
 この大会は、左官業界の健全な発展と技能工の技能向上、技能の地域差の解消、有能な技能者の確保などを目的に1963年から行っている。
 石膏置引き作業や、タイル貼付け、天井材仕上げ、四国独特の左官文化である土佐漆喰(しっくい)仕上げなどの製作課題で、22日から24日まで競い合った。このほかの入賞者は、第3位が堀本祐司氏(左官工業藤原組、広島県)、第4位が篠岡則行氏(中屋敷左官工業、北海道)、第5位が長井勇治氏(藤木工業、兵庫県)、第6位が松葉和道氏(岐阜県、松葉建装)となった。

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