【日左連・第1回しっくいフォトコンテスト】大賞は小倉左官店 | 建設通信新聞Digital

5月21日 火曜日

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【日左連・第1回しっくいフォトコンテスト】大賞は小倉左官店

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◆技能のすばらしさ伝える

日本左官業組合連合会(石川隆司会長)がしっくい仕上げを普及しようと、初めて開催した「しっくいフォトコンテスト」に102件の応募があり、審査の結果、田尻歴史館(大阪府指定有形文化財)耐震補強等保存修理工事(発注者=大阪府田尻町、監理者=建築研究協会、施工者=中島工務店)に携わった小倉左官店の作品が大賞に輝いた。審査委員長を務めた石川会長は「現場力の根本は技能で、経済を支えている」と技能の重要性を強調し、フォトコンテストは「素晴らしい技能が駆使されていることが分かる。今後さらに応募が集まるようにしていきたい」と総評した。

応募の内訳は、Aの町場部門(住宅など)に31件、Bの野丁場部門(学校、ホテル、マンション、病院など)に12件、Cの店舗部門(商業空間)に19件、Dの伝統工法部門(寺社仏閣など)に19件、Eのリフォーム部門に21件。

五つの各部門で金賞1点、銀賞2点、銅3点を選定。金賞は、A、C、Eの3部門でクレア工業、B部門が中屋敷左官工業、D部門が小倉左官店の5作品。この中から大賞として小倉左官店の作品に決定した。このほか、現代しっくいを効果的に取り入れている作品として、特別賞の現代しっくい賞(A-E部門の応募作品より3点)を選んだ。

審査会は10月11日に開催。審査員は石川会長、日本漆喰協会の行平信義会長、日左連左官工事PR・構造改善委員会の嵜上修二郎委員長、同広報委員会の菅野喜仁委員長、同青年部の河合滋本部長ら7人が務めた。


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