東京都大田区が、DBO(設計・建設・運営)方式と同区で初となるPark-PFI(公募設置管理制度)方式を採用した「羽田空港跡地第1ゾーン都市計画公園整備・維持管理・運営事業」による(仮称)羽田空港公園整備工事が7月に本格着工する。6月23日には、整備・運営事業者となる「羽田みらいパークマネジメント」の代表者を務めるかたばみ(東京都港区、高野博信社長)が現地で鍬(くわ)入れ式を開いた=写真。
事業では、約3.3haの都市計画公園内に民間施設のほか、複合機能管理棟やスポーツフィールド、大屋根、遊び場などを整備する。2028年春の供用開始を目指す。事業期間は48年3月まで。
整備・運営事業者の羽田みらいパークマネジメントは、かたばみのほか、構成員にNTTアーバンバリューサポート、鹿島建物総合管理、現代建築研究所、東京ソイルリサーチ、ランドスケープデザインが参画している。
鍬入れ式では、同区の鈴木晶雅区長と鈴木隆之区議会議長、かたばみの高野社長のほか、高橋庸人NTTアーバンバリューサポート社長、山本和雄鹿島建物総合管理社長、飯田修一現代建築研究所社長、辻本勝彦東京ソイルリサーチ社長、吉田謙一ランドスケープデザイン社長が鍬入れを行い、工事の無事故と無事完成を祈願した。
発注者あいさつに立った鈴木晶雅区長は「公民連携を活用した羽田空港に最も近いこの公園は大田区の新たな魅力となる。地域の皆さまにとっても、地域のつながりを育み、有事の際には安全確保にも資する重要な公共空間として、長く愛され、必要とされる公園となるために、責任を持って、事業者と共に取り組む」と力を込めた。
続いて、かたばみの高野社長は「日本の空の玄関口である羽田空港の跡地における公園事業に参画し、今後20年余りの長期事業を担う責任の重大さに身が引き締まる思いだ。地域に愛され、魅力ある公園の実現を目指す」と決意を示した。
今回7月に着工するのは、DB対象公園施設(公園工事)。工期は28年3月31日まで。請負金額は13億2000万円(税込み)。工事場所は羽田空港1、2。
特定公園施設や公募対象公園施設は今後着工する。着工時期は未定。
